仕事帰宅。

眠って起きて今。

最近読んだ本
「アンナ・カレーニナ3」トルストイ
「28歳貯金ゼロから考えるお金のこと」田口智隆
「ウェブはバカと暇人のもの」中川淳一郎

とりあえず
アンナ・カレーニナは
最後の一冊に入ったな。

最後まで読むまで
感想は
書かないほうが良いのだろうけど
ぐわああああああ。
と思ったところが
あったので
書くと
リョーヴィンの兄貴の
ニコライが
死ぬところで
あのー

絶対役にたたんし
ついてくんなと思っていた
奥さんの
キティがびっくりするほどテキパキ行動しているのを見て

以下ざっくり引用
死を考えることにかけては、
自分は全身全霊で考えてきたと
認めざるを得なかった。
―しかし、結局のところ
妻やアガーフィヤが知っていることの百分の一も知りえなかったのだ。

という
ところがあって
まぁ。
ガーンという。

死についての考察
よりも
死の方がはるかにでかい。

というか。
苦痛というかね。

そっちのほうがでかいよ。
近いしでかい。

そっちを
和らげることのできる
人間の方がよっぽど
ありがたいよなぁ。
実際。
病人にとっては。

そんなとき
まぁ
死っていうものは
こういうもんだよね
チェケラー。
宇宙から見れば砂粒だよね。
チェケラー。

なんつーのは
もう。
なんていうか。
何の役にもたたないな。
というか
考えることそれ自体には
意味はあるのかもしれないけど。

たとえば
こう。

ものすごいこう。
どこでも
いいんだけど
じゃあ
ネパールとかあのへんにものすごく賢い人がいて
死ぬことについて考えました。と。
そんで
死っていうのこういうもんなのだよ。
だから
あれなんだよ。
君は。
大丈夫なんだよ。

とかいうようなことよりも
家族や知人が近くにいて
くれたほうが助かるし。
医者の方がありがたいし
看護師の方の笑顔が素敵だったら
そっちの方が癒されるし。

そういうことの
方が
ありなんだろうなー。

と思うけどね。

しかし
誰か俺以外の
人が傷ついて立ち上がれなくなったような時に、
これはあれですよ。

君は何もできないかもしれないけど
横にいてあげるだけで意味があるんだから
行ってあげるべきだ。
と正論を言われても

いやぁ。
邪魔になってしまうから
いいですよ。
というのはカモフラージュで。

実際。
その場で
自分の無力に遭遇したくないだけ
なんですよ。
あれだけ
いろいろ考えてきたことが
一気に無に返る。というか。

いや。
違うな。
ソレさえも
自分の周りを正論で
固めてしまおうとしているな。

うーむ。
まぁ
あの場面で非常に
思うところが
あったという
そういうわけです。

ではまた。